ばーちゃんの洗濯~洗濯を極める?

やまね

2008年01月12日 12:08

母は妙に細かい事を気にする方でして、
靴下やパンツを他のものと一緒に洗うなんて言語道断、
どちらも別々に徹底的に手洗いをしてから洗濯機に入れます。

通常の母の手順としては、まず洗剤を溶かした洗濯機にタオルを入れて回します。
次にパンツ以外の下着、次に他の服、最後に手洗いしたパンツと靴下、
それぞれ別々に洗濯機を回してから取り出し、各々を洗面器に入れておきます。

その後、パンツ以外の下着とタオルは一緒にすすぐことを許されますが、
あくまでもパンツと靴下は別です。

でも母は母なりに、少しでも水を大切にしようと思っていますので、
タオル類をすすいだ水を取っておいて、その水でパンツと靴下をすすぎます。
それを繰り返しながら2~3種類に分けられたカテゴリーごとに、順番にすすいでいくのですが、
どうやら、どれを何回すすいだか忘れちゃうらしい・・・

私が高知に母を迎えに行っていた時、
朝から始まった洗濯が終わるのはいつも午後。
延々と洗濯機を回し続けたその結果、母の水道代は一人暮らしの高齢者とは思えない金額に・・・

実を申しますと、母はいくら勧めてもなかなかお風呂に入りません。
面倒くさいのでしょうね?最低でも週に1度は入って欲しいのですが、
あまりしつこく勧めると怒ります。
いったい一人暮らしをしていた時はどうしていたものだか・・・

それなのに母の家の水道使用量は月々30㎥~40㎥で料金は¥3000~¥4000、
時に¥5000を超えている月もありました。

母が来る前の我が家は3人暮らし、年頃の娘が毎日シャワーだ風呂だと使っておりますが、
それでも水道使用量は40㎥を超えることは稀、だいたい30㎥代ですから、
母の水道使用量がいかに多かったかお解かりでしょう。
母の一人暮らしは既に限界に達していたのです。






私は大雑把なので、キッチンの布巾の類も洗濯機で洗ってしまいます。母にはそれがどうしても許せないらしく、この世の終わりとでも言うような顔をしております。多分、「こんな子に育てた覚えはない!」と思っていることでしょう。

続く・・・

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