アクシデンタルな始まり

やまね

2008年09月30日 10:07

ばーちゃんの入院はビッグ・イベントです

昨日、ばーちゃんは入院しました。とはいっても御心配なく!治療のための入院ですから・・・
肝硬変による食道静脈瘤の治療のため、3~4ヶ月おきに内視鏡によるEISという治療を行います。
高山へ来てからは今回で2回目、5月に入院して以来になります。

高知在住中は長期入院にて徹底治療を行ったため、四肢の筋力低下、認知症の発症とエライ目にあいました。高山に来てからは、このあたりのことを主治医とよく相談、どっちみち再発する症状なんですから、短期入院で対処的に患部を潰す方法に転換、ADLの低下を最小限に食い止める策です。

さて、日曜日のこと、ばーちゃんの入院荷物チェック、私が手を出すと怒るのでこっそりチェック・・・
やはり余分なもの満載、しかし今手出ししてもまた詰め込むのが目に見えてるので我慢我慢・・・
夜・・・午前1時、まだガサゴソしてる・・・我慢・・・午前2時・・ゴソゴソ・・・声かけ「そろそろ寝ようね」

私、午前3時にフッと目覚める・・・ばーちゃんの部屋、電気煌々
私「いい加減に寝ないと!」
婆「明日の準備で忙しいの!もう・・本当に・・・解った解った!うるさい!」

翌朝、あれじゃ起きれんと心配したが6時半頃からゴソゴソ・・・トイレにも行ってる様子・・・
ふぉ~一安心~・・・これが甘かった・・・昨夜のこともあり、うるさく言うとゴネるのでちょっと放置・・・
出発30分前に様子見に行くと・・・

まだパジャマのまま・・・朝失禁したらしく、その状態でトイレと部屋をいったりきたりしてただけ・・・
通常ならこの状態からお出かけまでには最低1時間半かかる!タイムリミットは30分だーっつうの!
泣き喚くばーちゃんに無理やり服を着せまする。

最後、トイレに入ってる間に余分な荷物を引きずり出し車にバッグを積み。
トイレから出て手を執拗に洗うばーちゃん、私に対する怒りの行動、
何度も何度も石鹸をつけて手を洗い続けるばーちゃん・・・顔まで洗ってみたりして・・・

いつもならプチッ!てなんか切れる音がするんだけど。
今回はピッピッピッ・・・これ、アラーム音ね。
ほんま、今日は遅れるわけにいかんのよ!
水栓を止め、顔と手を無理やり拭き、手を引いて車へ無理やり乗せます。(←私割りと冷静)

わめき散らすばーちゃん、私は「なにもいじめてるんじゃないんだよ。お母さんのためなんだよ。お母さん、今日は大切な治療なの。遅れる訳にはいかんの!」
これ、自分に言ってたね、ばーちゃんにじゃなく・・・私の正当防衛・・・ハハ・・・

どうなる事かと思う入院初日になりましたが、治療の後、さすがに前夜の睡眠不足でしょうか、爆睡したばーちゃんでした。いつもなら治療の後はしばらく不快感がありかなり辛いんですけど、怪我の巧妙ですな。

10時間以上病院に滞在の1日になり疲れ果てたが、おもろい発見もいろいろ・・・
最近の若い飛騨人、あまり飛騨弁しゃべらんけど、病院の看護師さん、かわいい若いお嬢さん、
お年寄りの患者さん相手にコッテコテの飛騨弁

そんでなけにゃ通じんのやろな?じーちゃんばーちゃんには・・・お見事お見事(パチパチ)
ウチのばーちゃんにも「テキノーなったらこれ押してもらえるけぃな?」とナースコールを説明。
かにな~、看護婦さん!ウチのばーちゃんには通じんで標準語でゆうてもらえんけな?














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CM考
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