歌丸・木久扇 落語会
一昨日の夜は、無事に落語会へ行ってまいりました。
何故無事に?って、ばーちゃんのぎっくり腰という想定外のアクシデントがあったのでね、
実際に無事観劇できるかどうか、ちょいと不安があったのです。
文化会館ってのは古い建物ですから当然最初のハートビル法が施行される前の建物、
ま、しかし、公益性の高い建物なので、かなり改築してあるかな?と思っていたのですが・・・
実際は・・・・・ですねぇ・・・文化会館に限った事ではないのですが、高山のいたるところ、
以前御紹介したまちさんぽのminiさんが嘆くのも無理はないと思いました。
しかしながら、ばーちゃんを降ろして車椅子に乗せ、奥へ車を停めに行こうとする私に、
「ええからここに停めねぇよ」と車椅子用駐車場を開放してくれた係員さん、
2Fフロアからの入場と車椅子の観劇を許可してくれた関係者の皆さん、
おかげさまでばーちゃんも落語を楽しむことができました。
ありがとうございます。
さて、落語会場内で写真を撮るわけにもいきませんので御紹介できるのはこれ
「木久蔵ラーメン」
木久ちゃんプロデュースのラーメンなんだそうで、
公演記念に販売しておりました。
早めに会場に着いたので、
ばーちゃんと一緒に食べてきましたよ、
お味は・・・・・
木久ちゃん御本人がおっしゃるとおり、
特に美味くもなければ不味くもなし・・・
当日の演目を御紹介しておきましょう。
・開口一番 木久扇の若いお弟子さん 林家ひろ木 「転失気」
・歌丸のお弟子さん 桂 花丸 創作?落語~若旦那噺の改作かもしれません。
キリスト教に入信しちゃった若旦那を、真宗門徒のおとっつあんが戒める噺。
オチにアラーの神様が出てきました(爆
・桂 歌丸 「尻餅」
・・・・・中入り・・・・・
・木久扇 木久蔵 襲名披露口上
・林家木久蔵 「権助魚」
・林家木久扇 「林家彦六伝」・・・彦六師匠の思い出話
私、「きくおう」の「おう」は「翁」だと思い込んでいましたが「扇」の間違いでした。すみません。
トリの木久扇は古典をやらず、この漫談調の師匠の思い出噺になりましたが、これは昔からの得意ネタでして、何と言っても木久扇さんはこの師匠彦六(八代目正蔵)の物まねでバカ売れした人ですから、既に彼の中では古典に近いのでしょう。久々に聴いて爆笑しました。
しかし、彦六が亡くなって既に20数年、故人の生前を知らないと面白さは半減かもしれません。
でもないかな?全ての方が彦六を知っているとは思えなかったけど、会場は爆笑の渦でしたから・・
御本尊様を知らなくても充分笑いに導ける、これが本当の芸なのでしょうね。
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