闘う住宅改修@介護保険④

やまね

2008年12月08日 14:17

実態に則した考え方?

ばーちゃんのための住宅改修書類、無事提出し、お上の判断を待っています。
事前に「無理!」と引導を渡されていた諸々の懸案事項、
提出の際に再度詳細な説明をし、取りあえず窓口の支所では受理されました。

役所の「実態に則して」というキーワードに則して、
今回の申請が「実態に則して」いることを順番に説明します。

・ばーちゃんは生活費を払っていて、経済的に自立している事。アルツハイマーのため誰かの見守りが必要で娘世帯と暮らしているが、「実態に則した」世帯主として生計を立てているので、助成金を受給できる資格があること。

・・・・・でも、経済的に自立していなくて子世帯に身を寄せている高齢者の方が、助成金を必要としているような気がしませんか?だって、お年寄りは子に気使って不自由な生活我慢しちゃうかも・・・・・

・住宅改造の規模が中程度であり単なる物品の取り付けに終わらないため、私達は通常の業務の中で工事を行わなければならず、「実態に則して」考えると、この工事にかかった合板類や金物類やその他諸々の費用を、ばーちゃんに使った分だけ抜き出してその分だけの領収証を仕入先に発行してもらったり、既に仕入済みの棚卸資産の中から使用した建材を、過去に遡って精算しなおしてもらって領収証を発行してもらうことは不可能に近い事。

窓口の担当の方は、「実態に則した」内容での申請を受理いたしましたと言ってくれたので、
後は上層部の判断を待つことになります。
さて、どのような判断が下されるでしょうか?

でも、本当に、「実態に則した」援助を高山市が考えてくれるなら、高山市住宅改造助成事業は介護保険認定者でなくても、一定の条件と調査の上で、必要としている方全てが利用できる制度に改正してほしいと思うなぁ・・・・・


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