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2007年05月18日

健康的建材の追加情報

「シックハウスの話は終わりです」と宣言しておきながら、先月の業界紙を片付けていたら、見落としていた新情報があったので紹介しておく。別に「この商品が素晴らしいのでお勧めします!」という意味で載せる訳ではないが、私達が危惧している事をメーカーサイドも敏感に感じ取り、より安全性の高い製品作りに心がけていることが見て取れるので、皆さんにも知ってもらいたいと思った。

有機VS無機~無機質なら大丈夫?の項で、「無機質で出来ているグラスウールでも、接着剤として使用されている物質からVOCが出るのでF☆☆☆☆の規制を受けている」と書いた。ところが新聞によりと、旭ファイバーグラス(株)が国内唯一となるノン・ホルムアルデヒドのグラスウール「アクリア」を4月20日に発売したらしい。



ザザッと内容を見てみると、まず問題のバインダーにノンホルム接着剤を使用、従来のグラスウールと比べて断熱性能が20%アップ、特殊処理による撥水性の向上、通常品の約2倍の防湿性能フィルム等々、すべてにおいて性能がアップしている。

気になるお値段は設計単価で3割り増し程度だから、性能を天秤にかければ従来品より「アクリア」に軍配が上がるだろう。

私達の設計方針では新築の際、外断熱にすることが多いので、発泡系のソリッドタイプ断熱材を使用することが多い。そのため新築工事の時はあまりグラスウールを使用しないが、改築で断熱工事をする際にグラスウールは必需品である。

グラスウールしかはいらないところが多いのだ。無理やり突っ込まなくてはならない箇所もでてくるので、撥水性と防湿性能の向上はとても心強い。

今まで、発泡系の断熱材は性能のよさ故、ある意味「必要悪」として私は使ってきた。でも発泡系に使われる代替フロンのことや石油製品であることを考えると、LCAの観点から少し心苦しいところがあるのも事実なのだ。

本当は壁の中に入ってしまう断熱材についても、もっとこだわるべきではないのか?たまに自問自答している。

自然素材のところでは書かなかったけれど、実は断熱材にも「ウールブレス」や「炭化コルク」といった天然素材のものがある。残念ながら私は採用した事がない。予算に合いにくい(やはり高いです)のと、外断熱方式をとることが多かったためだ。

「アクリア」が出たことで、今までとはちょっと違う構造で家づくりを考えてみようかな?という気になっている。他の製品でも10年後は驚くほど品質の良いものが増えているとうれしいなぁ・・・

10年後には誰もが、当たり前のように健康的な住宅を手に入れられるようになっていて欲しいと思うのだった。
また新しい情報に気づいたらお知らせします。  

Posted by やまね at 18:11Comments(0)トピックス

2007年04月18日

ベンザもぇ~?

TOTOのシャワー便座から発火・発煙したそうで・・・

さっそく当該期間に納入した便器を確認。やはり同機種を採用していた。
昨日と今日で心当たりのお客さんに電話、無事を確認。やれやれ・・・

製品番号は同じだったが、製造番号が異なっていた。
心配な方は確認したほうがいいですよ。
詳しくはTOTOオフィシャルページを。

今朝の新聞によると、INAX製でも似たトラブルが起きているらしいが、TOTOのような特定の原因(基盤上端子のメッキ不良)ではないらしい。
どちらかというと、INAXではこちらのチェックを引き続き呼びかけているようです。  

Posted by やまね at 12:22Comments(2)トピックス

2007年04月16日

耐震補強の補助@高山

昨日はまたまた三重県で地震、最近頻発しますね、心配です。

4月2日に行ってきた三重県の住宅も震源地に近かった。ニュースでは震度3と言う事だったが、お客さんの安否を電話で確認、特に被害はなくて一安心。

大丈夫だった?!

先月の「能登半島地震」でいろいろ気になることがあり、3月25日から3日間「揺れて考える未来の安全」、「地震・りんご・要望」、「お返事」を書いた。27日には県からすぐにお返事をもらったので、皆さんにも公開した。

その後、4月に3日間程名古屋に行きっぱなしで、帰ってからメールチェックをしっかりしたつもりだったのに、大切なメールがもれていた。それは4月1日付けで高山市基盤整備部都市整備課のUさんからいただいた、私が出した質問への返事だった。

平成11年頃のまちづくり研究会活動の際には、いろいろご支援ご協力をいただき本当にありがとうございました。特に木造住宅の性能指針策定に当たっては、貴重なご意見を多々いただき、おかげ様ですばらしい指針ができましたことに感謝申し上げます。

さて、お尋ねいただきました件について、当市の考えをお答えします。当市では、平成16年より耐震補強工事の補助を実施しています。これは、国や県の補助制度を活用したものですが、ご指摘の様に一定(評点1.0以上)の要件があります。これは、現行の建築基準法レベルの耐震性能を求めることになりますが、一部の自治体ではこの要件を引き下げていることは新聞で承知しております。

しかし、当市では「高山大原断層帯」による地震発生の確率が高いとされており、広範な地域が震度6クラスの揺れになると予想されています。これは建築基準法で想定する地震規模と考えられるので、地震に対して安全なまちづくりを進めるためには、建築基準法レベルの耐震性能を確保することが必要であり、補助要件を緩和することは適当ではないと考えます。

なお、平成19年度より従来の補助制度に加えて高山市独自の奨励金制度を創設して、工事費120万円までは満額助成することにより自己負担無しで補強工事ができるようにする予定です。このことにより、木造住宅の耐震化を促進したいと考えていますので、今後ともよりご理解ご協力をいただきますようお願いいたします。


一刻も早く皆さんに、高山市独自の考えを知ってもらえるチャンスだったのに、遅くなってしまって後悔している。Uさん、ごめんなさい。

この件に関しては、先日配られた広報たかやま4/15号の3ページに詳しく載ってます。心配な方はすぐにでも対策を!  

Posted by やまね at 16:57Comments(0)トピックス

2007年04月10日

キラーパルス

先程、業界新聞をバインディングしながら記事を再読していた。3月25日におきた能登半島地震の現地取材記事だった。今回の地震では家屋の倒壊のわりに、死傷者が少なかった理由を説明している記事だ。

今回の地震は、まず初めに震度6強がやってきたが、その揺れで潰れた家屋は少なく、その後何度か襲った余震によって被害が拡大したんだそうだ。住民は、最初の震度6の揺れの後に避難していたため、建物の下敷きによる圧死者を出さずにすんだらしい。不幸中の幸いと言うべきか・・・

この、後から拡散した被害をもたらした原因が「キラーパルス」ということだ。
木造家屋において、通常0.5秒の固有周期が、地震で揺れ始める事によって1~2秒に延び、それが「キラーパルス」と呼ばれる周期1~2秒の地震波と共振して、破壊的なパワーを引き起こしたらしい。

まさに“殺人波”ですね。現地が早く復興する事を願ってやまない。
尚、この地震で倒壊した家屋のほとんどは、強度不足の古い建物だったらしい。新しい耐震基準を満たしていたり、必要に応じた耐震補強をした家屋は殺人を犯すような倒壊の仕方はしないだろう。
(ただし、全く壊れないという意味ではありませんよ。)  

Posted by やまね at 18:08Comments(0)トピックス

2007年03月31日

展示会の時の実演が・・・

2週間ほど前に、INAXの新作発表会に行った時の報告をしたが、
http://yamane.hida-ch.com/d2007-03-17.html
もっと、写真や映像を紹介しようと思いながら後回しになっていた。

最近、新聞でもデカデカと紹介されていたから御存知の方も多いかもしれないが、
お風呂の排水口の手入れが楽になるという、「くるりんポイ」と、
掃除せんでもいいナショナルのトイレ「アラウーノ」の実演映像をどうぞ!

とまで書いて、動画をアップしようとしたのだが、
我が家のバンドでは不可能でした。(泣)
とってきた映像のサイズをみたら50MBくらいある。リサイズしないと無理みたいだ。

で、リサイズしようとしたが、ソフトがない。
Virtualdubmodというソフトをみつけてきたのだが、
今からダウンロードをして、動画を加工して貼り付けていくだけの時間がない・・・face09
たった2MBのダウンロードでも、ウチでは10分以上かかります。face07
ふぅぅぅ~早よ来んかな・・・リーチDSLとかっての・・・

動画はまたということにして、高級手洗鉢の写真でもどうぞ(ごめんなさい)


1台20万円也!備前焼の洗面器


左から備前20万円、備前15万円、益子8万4千円、白いのは忘れた、一番右が信楽3万円

※動画のリサイズに、もっと良い方法がありましたら、どなたか教えてくださいませ。  

Posted by やまね at 12:06Comments(0)トピックス

2007年03月27日

お返事

昨日ブログに、「3県で約500棟の全壊」と書いてしまったが、
「3県で約500棟の倒壊」の間違いでした。ごめんなさい。
今日のブログアップ後に訂正しておきます。m(_ _)m

さっき事務所に戻ってきてメールをチェックしたら、
昨日、岐阜県(と高山市)に出したメールの返事が、県から届いていた。
しかも、昨日中に届いている。早い対応に感謝。

私の出したメールの内容は、
「国の基準を満たさない耐震改修に対しても補助金を出せるよう、
要件緩和を御検討いただけませんでしょうか。」
というものだった。

次のような回答をもらった。

現時点での補助制度上は対応していません。公費により補助する以上は、「1.0を超す補強」
(耐震基準を満たしている物件のこと)を優先することとしているためです。
今後検討すべき課題とは認識していますが、平成19年度の予算では対応しておりません。
平成20年度以降の支援策の検討の中で検討することになります。

建築物の耐震化を促進するために、普及啓発や支援の拡充に努めているところですが、
事業実施上の課題は当然あると思っています。
ご指摘いただいた内容についても今後検討し、
必要であれば予算や制度等で対応することになります。

ただし、県費にも限りがあり、全ての補強について補助を出すことは困難であることから、
様々な補強内容・方法の中から施策の効果や必要性等を勘案して、
行うことになりますのでどうぞご了承ください。


「すぐには対応できないが、検討していく」という内容だ。

いつか、要望した事が制度化されるのを期待していよう。
「住宅の耐震化率を9割まで引き上げ、
大地震が起きた際の死者数を半分にする」の半分が、
経済的弱者や高齢者に集中しないよう、多くの人で、気を配っていこう。

ところで、話は変わるが、「家の裏が腐ってるような・・」
の連絡で見にいったお宅。壁をはがしてみると、



柱も胴差も筋交いもボロボロ・・・
これでは地震がきたらひとたまりも無い。
皆さんも、東海地震に備えて、心配なところは早めにチェック!  

Posted by やまね at 14:46Comments(0)トピックス

2007年03月26日

地震・りんご・要望

昨日の地震の瞬間、りんごの尻尾は爆発。
特大のビックリブラシになって二階に駆け上がっていった。
尻尾のふくらみはその後数分間収まらず!(爆)
りんごにとって生まれて初めての地震体験だったが、野性の本能は呼び起こされたようだ。



しかし、隠れた先がクローゼットの奥の奥。
そんなトコ隠れとったら、逃げれんて・・・icon10
本能はあっても知恵はなし・・・

地震から一日明けて被害状況が明らかになってくると、
想像していたとおりというか、それ以上というか・・・
お亡くなりになった方が、よく一人で済んだものだと思う。

能登半島特有の家並みが、かなり倒壊したんだろうな・・
今のところ、3県で約500棟の倒壊ということだが、
続く余震で、まだ被害は広がるかもしれない。

昨日、ブログに書いたこと、岐阜県と高山市にメールで聞いてみた。
というより、「国の基準を満たしていない耐震改修に関しても、
補助金がおりるように、要件緩和をしてください。」
というお願いになった。

返事がもらえるといいな。
資金の必要となる事だから、行政としても急に制度を変えることはできないだろうが、
あきらめないで、要望だけでも出していこうと思っている。  

Posted by やまね at 12:18Comments(2)トピックス

2007年03月25日

揺れて考える未来の安全

かなり揺れたようですが、みなさん、大丈夫でしたか?

近年の、「新潟中越地震」や「福岡西方沖地震」で大きな被害を見聞し、
次は「東海・東南海地震」だ!必ず近いうちにやってくる!
と、世間ではいつも警鐘を鳴らしているように見えて、
実のところ、こんな具合に本物の地震が起こらないと、実際には危機感を感じないものだ。

かくいう私だってそうだ。
通常、仕事で家づくりをするときは、当然、現行の耐震基準に照らし合わせた、
いや、それ以上の構造強度が確保できるような設計・施工に配慮するが、
自分の身の回りをみてみると、何もしてないのが現状だ。
非常持ち出し袋がある訳でなし、棚から物が落っこちてくるような部屋に住んでるし・・・

思い立ったら気を引き締めなければいけない。
木造の耐震改修はまだまだ進んでいない。

国では2005年からの10年間で、住宅の耐震化率を9割まで引き上げ、
大地震が起きた際の死者数を半分にする目標を掲げている。

でも、なかなかこれが進まない。
補助金を利用して、耐震改修をしようとすると、国が基準とする強度を満たさなければならないけど、
この基準が結構高くて、補助金貰ったとしても焼け石に水、
費用がかかり過ぎて、断念する人が後を立たないらしい。

で、最近は「これじゃいかん!」と言うことで、
国の基準を満たさなくても補助金を出す自治体がでてきたそうだ。



国の基準は「倒壊しない」、
だが、耐震基準が強化される1981年以前に建てられた物件については、
これを満たすのはかなりハードルが高い。しかもこのような住宅は全国に1千万戸以上だという。

それで一部の自治体では、「建物は倒壊しても、改修工事をしないよりはマシ!
家が基礎からずり落ちたとしても、壁の補強だけでもしておけば、
空間を確保でき、命が助かる可能性がある。」
という考えをもとに、倒壊の可能性がある住宅にも補助金を出す事にしたんだそうだ。

ただ、これには賛否両論あるらしい。国の安全基準を満たさないものに対して、
公的資金を投入してもいいのか?と。

これに対する反論、
「耐震性に問題のある住宅には、高齢者や資金的に余裕のない人々が多く住む。
ここを耐震化しないと死者は減らない。簡易な補強制度は、セーフティーネットとして必要だ。」
(人と防災未来センター)

私もその通りだと思う。お金のある人だけが命を買える時代にはしたくない。
この飛騨地区の施策はどうなっているんだろう?
明日にでもさっそく、調べてみなければいけないと思ったのだった。

(3月6日付けの朝日新聞朝刊と、国土交通省発行「改正 建築物の耐震改修の促進に関する法律・同施行令等の解説」を参考にしました。)  

Posted by やまね at 11:51Comments(0)トピックス

2007年03月17日

トイレくらべ

昨日は、建材屋さんのお誘いで、INAXの新商品内覧会に行ってきた。
場所は中部国際空港の近く、INAXテクノトレーニングセンターという所。
新商品が生で見られる良い機会だった。
いろいろと写真も撮ってきたので、ブログネタが切れたら(冷汗)少しずつ紹介していこうと思う。

これはINAXのハイグレード機種「サティス」
これを4年前に初めて採用した時、わかっていても
自動的で蓋が開いたり水が流れたりするもんで、結構ビックリしていた。


 今日紹介するのは主要3メーカーのトイレ比較。実は私、これが気になっていた。
今まではINAXとTOTOの大手2社が大半のシェアを握り、しのぎを削って技術開発をしてきた。
今回、そこに殴り込みをかけたのがナショナルの“掃除せんでもいいトイレ”「アラウーノ」。
どんなシロモノか早く見たかったのだが、ずっと見そびれていた。
 テクノトレーニングセンターには、INAX、TOTO、ナショナルの最新便器を並べて、
洗い流し実験を見せてくれるコーナーがある。
実際に“ブツ”を流すわけではないので御心配なく(コワ!)
INAXにしてみれば自社の商品が一番って事を見てもらうために設置しているのだが、
別に策を弄しているわけではないので、どれが優れているかは自分で判断すればいいことだ。
 で、結論。“3カ月間ブラシ掃除が不要なタンクレストイレ「アラウーノ」”のカラクリは、
食器用中性洗剤を入れることだった。
だから、流した後の便器に残った水は泡だらけ。
なんかなあ~・・・個人的な印象としては、あまり良いものではなかった。
 最近の大まかな各社の、便器開発に対するコンセプトは、
INAX    お掃除しやすい
TOTO    汚れにくい
ナショナル メンテ不要
どれがいいとか、悪いとか言う問題ではない。
便器を購入して使うお客さんや、お客さんと一緒に家づくりしていく私達作り手が、
よ~く話し合って考えながら決めればいいことだ。
 ただ、個人的には、どんなに汚れがついてなくてもなぁ、
やっぱりトイレのお掃除はしたほうが気持ちいいなぁ・・・
もちろん、汚れにくいっていうのは必須条件だが。
それに、“汚れにくい”とか“メンテ不要”っていうのは便器本体だけの話。
どっちみち便座やシャワーのノズルは汚れるんだから、
今までどおりの間隔で掃除しなきゃならないと思うのだが・・・

これが噂の「アラウーノ」。真ん中の白っぽいところが泡。


「アラウーノ」の流れる映像を動画で取ってきたのだが、
載せてもいいのかな?ちょっと迷うので今日は写真のみ載せておきます。  

Posted by やまね at 09:02Comments(2)トピックス