2008年02月08日

歌丸・木久扇 落語会

一昨日の夜は、無事に落語会へ行ってまいりました。
何故無事に?って、ばーちゃんのぎっくり腰という想定外のアクシデントがあったのでね、
実際に無事観劇できるかどうか、ちょいと不安があったのです。

文化会館ってのは古い建物ですから当然最初のハートビル法が施行される前の建物、
ま、しかし、公益性の高い建物なので、かなり改築してあるかな?と思っていたのですが・・・
実際は・・・・・ですねぇ・・・文化会館に限った事ではないのですが、高山のいたるところ、
以前御紹介したまちさんぽのminiさんが嘆くのも無理はないと思いました。

しかしながら、ばーちゃんを降ろして車椅子に乗せ、奥へ車を停めに行こうとする私に、
「ええからここに停めねぇよ」と車椅子用駐車場を開放してくれた係員さん、
2Fフロアからの入場と車椅子の観劇を許可してくれた関係者の皆さん、
おかげさまでばーちゃんも落語を楽しむことができました。

ありがとうございます。

さて、落語会場内で写真を撮るわけにもいきませんので御紹介できるのはこれ

「木久蔵ラーメン」

歌丸・木久扇 落語会木久ちゃんプロデュースのラーメンなんだそうで、

公演記念に販売しておりました。

早めに会場に着いたので、

ばーちゃんと一緒に食べてきましたよ、

お味は・・・・・

木久ちゃん御本人がおっしゃるとおり、

特に美味くもなければ不味くもなし・・・icon10


当日の演目を御紹介しておきましょう。

・開口一番 木久扇の若いお弟子さん 林家ひろ木 「転失気」

・歌丸のお弟子さん 桂 花丸 創作?落語~若旦那噺の改作かもしれません。
 キリスト教に入信しちゃった若旦那を、真宗門徒のおとっつあんが戒める噺。
 オチにアラーの神様が出てきました(爆

・桂 歌丸 「尻餅」

・・・・・中入り・・・・・

・木久扇 木久蔵 襲名披露口上

・林家木久蔵 「権助魚」

・林家木久扇 「林家彦六伝」・・・彦六師匠の思い出話

私、「きくおう」の「おう」は「翁」だと思い込んでいましたが「扇」の間違いでした。すみません。
トリの木久扇は古典をやらず、この漫談調の師匠の思い出噺になりましたが、これは昔からの得意ネタでして、何と言っても木久扇さんはこの師匠彦六(八代目正蔵)の物まねでバカ売れした人ですから、既に彼の中では古典に近いのでしょう。久々に聴いて爆笑しました。

しかし、彦六が亡くなって既に20数年、故人の生前を知らないと面白さは半減かもしれません。
でもないかな?全ての方が彦六を知っているとは思えなかったけど、会場は爆笑の渦でしたから・・
御本尊様を知らなくても充分笑いに導ける、これが本当の芸なのでしょうね。

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Posted by やまね at 09:16│Comments(5)落研
この記事へのコメント
おはようございます、やまねさん。
終了後、ばたばたと帰ってしまい、
お母さんの事お手伝いもせず申し訳ないです。
 大変でしたね、あの人ごみは・・・
木久蔵ラーメンは食べ損ねましたが、やはりそうでしたか・・・
看板に偽りなし・・・ですね(^^
Posted by コバコバ at 2008年02月08日 10:11
昨日だったんですね、落語。
一度行ってみたいと思ってるんですが。
落語の魅力、明日じっくりと教えてくださいね。
Posted by すぐり at 2008年02月08日 11:18
木久蔵襲名を木久扇さんに言われたとき、
木久蔵ラーメンも一緒に継ぐかと言われ、断ったそうですね。
赤字の店は要らないって(笑)
Posted by エース at 2008年02月08日 11:26
木久蔵ラーメンって高山の中華そばににてるね!
普通の味っていうのを味わってみたいな。

落語、楽しめたようでよかったです。
Posted by 黒雷鳥黒雷鳥 at 2008年02月08日 13:09
■コバさん、

あの夜はお会いできて嬉しかった!
ありがとうございました、楽しかったですね。

ラーメンはね、特に食べたかったわけではないんですけど、母の事情を考えると会場に早めに行かねばならず、そうすると、会場で時間はもてあますし、家で食事の支度して母に食べさせるとなると、すごく仕事を早上がりせねばならず・・・

で、何となくあそこで食事しようと・・・
ところがあの夜はラーメンしかなかったの(^^;

でも、話の種にはなりました(^^

■すぐりさん

今日は、もうすぐお会いできますね!
いつも、いろいろ気にかけてくださってありがとう。
今日はとても楽しみです。

落語、けっこう楽しいですよ。
また機会があったら一緒に聞きましょうね!
できたらコバさんもご一緒に(^^

■エースさん

息子さんが断ったって、なんとなくわかるような気がする・・・(^^
でも、確かにそう美味しくはないけど、郷愁をそそる懐かしい味ではありました。

だからといって、もうかるかどうかは、別の話だろうなぁ~・・・(^^;

■黒雷鳥さん

落語会の事、早い時期に教えてくださってありがとう!
私も楽しかったけど、ばーちゃんがあんなに喜ぶとは思っていませんでした。

黒雷鳥さんのおかげで、いかにも自分の手柄のような顔して親孝行できましたよ(^^

木久蔵ラーメンはね、ま、昔懐かしいラーメンって感じで、今みたいにラーメン道なんか確立しちゃって、通人の評価がまかり通る世の中では少々もの足らないかもしれません。

イメージとしてはね、高山ラーメンのスープから煮干の出汁を抜いて、醤油味を薄くして、麺を気持ち太くしたって感じです。
なんて書くと、本当に不味そうに聞こえるよね・・(^^;
Posted by やまね at 2008年02月09日 01:32
 
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