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2007年03月29日
フードマイレージとウッドマイレージ
皆さんは「フードマイレージ」という言葉を聞いたことあるだろうか?
食べ物が産地から食卓まで、どのくらいの距離を運ばれてきたかを表す指標なんだって。
食材が生産地から長い距離を運ばれてくると、輸送のための燃料がたくさんかかって、
地球環境への負担が大きくなるし、安全性にも問題がでてくる。
そこで、「フードマイレージ」というキーワードは、
なるべく「地域の食材を使いましょう」「地産地消」という考え方につながっていく。
これと同じ考え方を建築材料に取り入れたのが「ウッドマイレージ」。
今、建築材の多く、特に木材を、私達は外国からの輸入に頼っている。
これにかかるコストと環境に対する影響は計り知れない。
なんとかしていこうではないかという発想が、「ウッドマイレージ」の中に込められている。
実を言うと、私はこれを、実践できてない。
木造建築の構造に、「木組み」という日本の伝統工法を採用しているのだが、
「木組み」に適した材料を、全て国産材で賄うのが難しいのです。
「木組み」は材料を複雑な形に切り込み、もう一方の材料と組み合わせていく。
大きくて、よく乾燥してて、強度の強い木が欲しい。しかもお安く・・・
そんな理由で、ついつい外国産の木(米松)を使用してしまっている。
今、時代のキーワードは“地球温暖化防止”だと思う。
IPCCは、現代の地球温暖化は自然なものではなく、
「人為的な温室効果ガスが温暖化の原因である確率は90%を超える」と発表した。
自分達が誇りに思っている日本の伝統工法「木組み」が、地球環境を犠牲にして、
海外からの輸入材に頼っている現実を、見つめなおさなければならない時期にやって来た。
これからは、地元の材木屋さんとも協力して、新しい道を進んで行こうと思っている。

伐採の現場に足を踏み入れると、木に対する思い入れが大きくなる
食べ物が産地から食卓まで、どのくらいの距離を運ばれてきたかを表す指標なんだって。
食材が生産地から長い距離を運ばれてくると、輸送のための燃料がたくさんかかって、
地球環境への負担が大きくなるし、安全性にも問題がでてくる。
そこで、「フードマイレージ」というキーワードは、
なるべく「地域の食材を使いましょう」「地産地消」という考え方につながっていく。
これと同じ考え方を建築材料に取り入れたのが「ウッドマイレージ」。
今、建築材の多く、特に木材を、私達は外国からの輸入に頼っている。
これにかかるコストと環境に対する影響は計り知れない。
なんとかしていこうではないかという発想が、「ウッドマイレージ」の中に込められている。
実を言うと、私はこれを、実践できてない。
木造建築の構造に、「木組み」という日本の伝統工法を採用しているのだが、
「木組み」に適した材料を、全て国産材で賄うのが難しいのです。
「木組み」は材料を複雑な形に切り込み、もう一方の材料と組み合わせていく。
大きくて、よく乾燥してて、強度の強い木が欲しい。しかもお安く・・・
そんな理由で、ついつい外国産の木(米松)を使用してしまっている。
今、時代のキーワードは“地球温暖化防止”だと思う。
IPCCは、現代の地球温暖化は自然なものではなく、
「人為的な温室効果ガスが温暖化の原因である確率は90%を超える」と発表した。
自分達が誇りに思っている日本の伝統工法「木組み」が、地球環境を犠牲にして、
海外からの輸入材に頼っている現実を、見つめなおさなければならない時期にやって来た。
これからは、地元の材木屋さんとも協力して、新しい道を進んで行こうと思っている。

伐採の現場に足を踏み入れると、木に対する思い入れが大きくなる