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2007年03月30日
雷・りんご・台風
今朝の雨・風は、結構すごかったですね。
りんご、生まれて初めての雷にビビり、布団に飛び込んできて私にしがみつく。
先日の地震といい今回の雷といい、ビビッてばかりで・・・
元ノラネコにあるまじき、ガラスのハートです。
隠れたつもりで固まってる
昨夜の落雷で、数分間の停電があったようだ。深夜に非常灯が点いたので気がついた。
普段はコンセントを占領しててチョッとウットーシーと思っている非常灯だが、
いざという時のためにやはり設置しておこう。

普段の生活ではついつい、自然災害の恐ろしさを忘れてしまう私達だが、
昨今の地震と風雨で、2004年の台風23号の事を思い出した。
皆さんはその日、どうしていましたか?
2004年10月20日の夜、近隣ではいたる所で谷川が決壊、
近所でも1件がその直撃に遭いそうになった。
消防団員だけでは足らず、集落では老若男女が出て土嚢積み。
深夜、やっと風雨が治まり、その家も被災を免れたが、気がつくと私達の住む集落は孤立、
電気・電話・ケータイ、全てが止まった。浄水場も土砂で埋まり、
わずかな水を絶やさぬよう、翌日は公民館でみんなが寄り添うように共同炊事して過ごした。
10㎞程下流の川側で改築中の現場が気になったが、道路はいたるところが土砂崩れで不通。
台風の翌日21日には、各集落がことごとく孤立していた事を後から知る。
午後になって、無理やり土砂を乗り越え現場へ向かい、そこで見たものは・・・

泥に埋まった家屋、田んぼの真ん中に流された仮設資材、呆然とたたずむ人々・・
この日から1週間、泥と戦いの日々が始まる。川上には濁流の直撃を受けた工場が廃墟になっている。私の周りでは亡くなった方がいなかった。それを幸いと言わずして何と言おう?
娘の同級生の家が3件被災した。私が改築をさせてもらっていたこの現場もそのうちの1件。
学校の先生達、学校の子供達、近所の人達、家の人達、親戚の人達、職場の人達、
皆、黙々と泥と戦った。

床上浸水は、その瞬間は水との戦い。命からがら逃げ出した話を聞いて鳥肌がたつ。
そして水が引いた後は泥との戦い。生活の隅々まで入り込み、取り去れない悪魔との戦い・・・
この日以来、自然災害で被災した人々のニュースを聞くたびに、
込み上げてくる強い感情を抑えきれない。
自然災害に対して、人間の力では抗いきれない部分があることは間違いないが、その被害の何割かは、無謀な治水工事などにより、人為的に手を加えた事で増幅していることを、私達は忘れてはならない。
りんご、生まれて初めての雷にビビり、布団に飛び込んできて私にしがみつく。
先日の地震といい今回の雷といい、ビビッてばかりで・・・
元ノラネコにあるまじき、ガラスのハートです。


昨夜の落雷で、数分間の停電があったようだ。深夜に非常灯が点いたので気がついた。
普段はコンセントを占領しててチョッとウットーシーと思っている非常灯だが、
いざという時のためにやはり設置しておこう。

普段の生活ではついつい、自然災害の恐ろしさを忘れてしまう私達だが、
昨今の地震と風雨で、2004年の台風23号の事を思い出した。
皆さんはその日、どうしていましたか?
2004年10月20日の夜、近隣ではいたる所で谷川が決壊、
近所でも1件がその直撃に遭いそうになった。
消防団員だけでは足らず、集落では老若男女が出て土嚢積み。
深夜、やっと風雨が治まり、その家も被災を免れたが、気がつくと私達の住む集落は孤立、
電気・電話・ケータイ、全てが止まった。浄水場も土砂で埋まり、
わずかな水を絶やさぬよう、翌日は公民館でみんなが寄り添うように共同炊事して過ごした。
10㎞程下流の川側で改築中の現場が気になったが、道路はいたるところが土砂崩れで不通。
台風の翌日21日には、各集落がことごとく孤立していた事を後から知る。
午後になって、無理やり土砂を乗り越え現場へ向かい、そこで見たものは・・・

泥に埋まった家屋、田んぼの真ん中に流された仮設資材、呆然とたたずむ人々・・
この日から1週間、泥と戦いの日々が始まる。川上には濁流の直撃を受けた工場が廃墟になっている。私の周りでは亡くなった方がいなかった。それを幸いと言わずして何と言おう?
娘の同級生の家が3件被災した。私が改築をさせてもらっていたこの現場もそのうちの1件。
学校の先生達、学校の子供達、近所の人達、家の人達、親戚の人達、職場の人達、
皆、黙々と泥と戦った。

床上浸水は、その瞬間は水との戦い。命からがら逃げ出した話を聞いて鳥肌がたつ。
そして水が引いた後は泥との戦い。生活の隅々まで入り込み、取り去れない悪魔との戦い・・・
この日以来、自然災害で被災した人々のニュースを聞くたびに、
込み上げてくる強い感情を抑えきれない。
自然災害に対して、人間の力では抗いきれない部分があることは間違いないが、その被害の何割かは、無謀な治水工事などにより、人為的に手を加えた事で増幅していることを、私達は忘れてはならない。