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2007年04月12日
子ども部屋あれこれ
先日三重県でセキュリティー強化の話が出た住宅、実はきっと、子ども部屋の改装の話が出ると思っていた。建築当時、クライアントのお宅には4歳と1歳のお嬢さんが二人。「当面は2階のオープンな子ども部屋で充分ですね。」というコンセンサスの元、プランが決まり家は完成した。
その子ども達も今では小学6年生と3年生、もう一人下にお嬢さんが生まれ現在5歳、仲良く3姉妹で子ども部屋を使っていてくれているが、そろそろ一番上のお姉ちゃんが一人部屋を欲しがる頃だ。

家族構成と子どもの年齢によって、子ども部屋をどうするかは変わってくる。計画時に既に中学生の女の子と高校生の男の子がいるような場合には最初から部屋を分離するが、子供さんが小さいうちはオープンな子ども部屋で全員一緒に過ごすようなプランを提案する事が多いし、御両親もそのように希望される方が多い。
そして、成長に伴い、部屋の中央を家具工事等で間仕切り、プライベートなスペースを確保していく。前出のように最初から部屋を分ける場合でも、センターの壁はいつでも撤去できるような構造にしておく。
子育ての時期は、親となったものにとって、かけがえの無い大切な充実した時間だが、実際の所、一生の時間の中ではそれほど長い時間ではない。子どもが10歳の時に家を建てて、18歳で進学なり就職で家を出てしまうと考えるとたったの8年、子どもの年が離れていたとしても15年くらい。50歳くらいで子ども達が親離れすると、その後には20年以上の時間が待っている。
ライフスタイルが変化した時、住居もそれに合わせられるように、可変性を持たせることはすごく大切な事だと思う。もちろん、里帰りした子ども達のために部屋を残しておいてあげるという愛情もありだが、残りの20年、子育ての義務を終えた親達が、充実した時間を過ごすための終の棲家として、目一杯楽しむための空間に、このスペースを活用して欲しいと思う。
ところで、そろそろ中学生になるお姉ちゃんのために、少しスペースを確保した方がいいのかな?と懸念していた三重の住宅だが、お母さんにさらさらその気は無く、「仲良くやりなさいね。」でおしまい。
受験生になって、どうしても個室が欲しくなった時には、お父さんの書斎を提供してもらう事にするそうだ。
教員のお父さんにとって書斎は重要なスペースだが、比較的広い主寝室の片隅に、いざとなったら引っ越してもらう事にする。そして、上の二人がダブル受験となる年には、一番下の妹が別のスペースに移る、そんなプランを考えているそうだ。
いずれにせよ、これはおとうさんの書斎があるから可能だったこと。狭くてもいいから(書斎の広さは3帖)、一つ多目的に使えるスペースをひねり出しておくと融通が利く。でも、いずれ書斎を追い出されるお父さん、ごめんなさい。
その子ども達も今では小学6年生と3年生、もう一人下にお嬢さんが生まれ現在5歳、仲良く3姉妹で子ども部屋を使っていてくれているが、そろそろ一番上のお姉ちゃんが一人部屋を欲しがる頃だ。

家族構成と子どもの年齢によって、子ども部屋をどうするかは変わってくる。計画時に既に中学生の女の子と高校生の男の子がいるような場合には最初から部屋を分離するが、子供さんが小さいうちはオープンな子ども部屋で全員一緒に過ごすようなプランを提案する事が多いし、御両親もそのように希望される方が多い。
そして、成長に伴い、部屋の中央を家具工事等で間仕切り、プライベートなスペースを確保していく。前出のように最初から部屋を分ける場合でも、センターの壁はいつでも撤去できるような構造にしておく。
子育ての時期は、親となったものにとって、かけがえの無い大切な充実した時間だが、実際の所、一生の時間の中ではそれほど長い時間ではない。子どもが10歳の時に家を建てて、18歳で進学なり就職で家を出てしまうと考えるとたったの8年、子どもの年が離れていたとしても15年くらい。50歳くらいで子ども達が親離れすると、その後には20年以上の時間が待っている。
ライフスタイルが変化した時、住居もそれに合わせられるように、可変性を持たせることはすごく大切な事だと思う。もちろん、里帰りした子ども達のために部屋を残しておいてあげるという愛情もありだが、残りの20年、子育ての義務を終えた親達が、充実した時間を過ごすための終の棲家として、目一杯楽しむための空間に、このスペースを活用して欲しいと思う。
ところで、そろそろ中学生になるお姉ちゃんのために、少しスペースを確保した方がいいのかな?と懸念していた三重の住宅だが、お母さんにさらさらその気は無く、「仲良くやりなさいね。」でおしまい。
受験生になって、どうしても個室が欲しくなった時には、お父さんの書斎を提供してもらう事にするそうだ。
教員のお父さんにとって書斎は重要なスペースだが、比較的広い主寝室の片隅に、いざとなったら引っ越してもらう事にする。そして、上の二人がダブル受験となる年には、一番下の妹が別のスペースに移る、そんなプランを考えているそうだ。
いずれにせよ、これはおとうさんの書斎があるから可能だったこと。狭くてもいいから(書斎の広さは3帖)、一つ多目的に使えるスペースをひねり出しておくと融通が利く。でも、いずれ書斎を追い出されるお父さん、ごめんなさい。