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2007年05月31日

構造とプランー4

~構造と自由なプランは共存できるのか?~

できる(断言)

で、話が終わるとまずいので、何とかうまい説明はできんものかと考えるが、プランというものは大まかに考えても
①土地
②家族構成
③生活スタイル

に左右されるわけだから、100家族あれば100通りのプランがあるはずだ。

政府はよく、一般的な家庭とか一般的な世帯とか一般的な家屋なんていうけど、そんなもの、何処にもないよ。ま、そんな中でも建売や賃貸住宅の場合、政府のいうところの「子ども二人の平均的サラリーマン世帯」なんかを想定してプランしていると思うけど、そこで暮らすには、どこか我慢して自分を家に合わせてるのではない?

で、もし家を建てる時は、納得の家づくりをしていただきたい。そしてその時は、快適な住空間だけでなく、災害時にシェルターとなるべき頑丈な家を求めて欲しい。

プロトタイプの住宅はない!と断言したものの、ちょっと大雑把に考えてみたい。例えば、2階建てで総面積40坪くらいの住宅を建てるとすると、1階の部分は25坪から30坪くらい。ストレートに6等分か4等分して構造の格子を組んでユニット化する。ワンユニットは、30坪の6分の1で5坪=10畳、4分の1で7.5坪=15畳。総2階建てだとしても、1階の4分の1で5坪=10畳になる。

10畳のリビング、それほど狭くないですよね?もっと広くしたければ、2つのユニットを組み合わせつつ、家具を置くスペースや収納スペースを盛り込む事で、構造に必要な壁を作っていけばよい。

最近ではLDKにすることが多いから、2つのユニット合わせればLDKで20畳になる。水廻りやユーティリティーはひとつのユニットにうまく配列する。そうこうしているうちに、さほど不自由なく必要な部屋は納まっていく。

2階の部屋割りは、出来るだけ1階の主要な壁と同じ場所に、2階の壁がくるよう配置する。もちろん、2階のほうが部屋数が多くなり、壁が増えるのはかまわないが、1階の主要な壁をまたいで別の場所に壁を作るようなプランはあまりよくない。

メインの構造ユニットがしっかりしていれば、アレンジによって多少バランスを崩していってもさほど大きな問題はおきない。そして、決して「基本グリッドに支配されて好きな間取りにならない」ようなことはない。もしそうなったら、それは設計者の能力不足か、とてつもなくプラン優先の計画をしているかどちらかだ。

で、アドヴァイス。あなたの描いたプランを、そっくりそのまま形にしてくれるという設計者やビルダーがいたら要注意。世の中そんなに上手くはいきません。


吹き抜けのある家1  

Posted by やまね at 18:59Comments(2)間どりの話

2007年05月31日

犠牲者

先ほど、苗のお世話をしていたら・・・




ん?

またまた犠牲者か!?icon10icon10






icon11icon11icon11


かわいそうに・・face10
誰の仕業や!icon09(聞くなよ)



                        ん?  

Posted by やまね at 08:44Comments(2)りんごファミリー日記