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2007年05月09日
換気の話-1
今までずーっとシックハウス対策について書いてきたが、内容のほとんどは建材とか塗料についてだった。確かに建材を吟味することでシックハウス問題の多くは解決できる。でも、それだけでは不十分。シックハウスとアレルギーの項目にも書いたとおり、快適な住環境と健康的な住宅を維持するためには換気が欠かせないのだ。
今から家を新築する人は、2003年に施行されたいわゆる「シックハウス対策法」(4/25参照)に基づいて、設計者や施工者と共にきちんとした換気計画をたてることになる。建材を厳しく規制したにもかかわらず、建物に常時換気設備の義務付けをするのは、買ってきた家具や日用品からでてくる有害物質から住人を守るためと、安全といわれる基準値以内の建材を使用していても、気温や空気の流れなどにより、もしかしたら放出されるかもしれない有害物質から住人を守るためだ。

今は家を建てる時にこんな感じで換気計算の書類を作らなければならない
では、既に建っている家に住んでいる人はどうしたらいいんだろう?古い住宅で気密性が低く建材からの有害物質も放出されつくしている場合、常時換気は不要なんだろうか?鉄筋コンクリートのアパートやマンションのように、気密性の高い住宅でも、建ってからの年数が古ければ大丈夫なんだろうか?
そんなことはない。体調不良の原因はなにもシックハウス症候群だけではない。アレルギー、感染症、一酸化炭素、タバコ、換気不良がもたらす体調不良の原因はいくらでも身近にころがっている。極端な話、つわりの時なんか、食べ物の臭いを嗅いだだけで気持ちが悪くなるではないですか。
アレルギーの原因で最も多いのはカビ・ダニといわれている。こいつらは湿気が大好き。たとえシックハウスの問題がない家でもカビ・ダニ原因のアトピーになることは充分ありえる。それに湿気は人だけでなく家の健康も損なう。湿気をすばやく外に出すためには換気がとても重要だ。
また、古い家を改築・改装した時も要注意だ。建材は極力安全なものを使ってもらったとしても、施工中にどうしてもVOCを発散するボンド類を使わざるを得ない場合がある。トルエンの入った強烈なボンドの使用はやめてもらうとしても、隙間を埋める、水の侵入をシールする等の材料からは、若干のVOCが出る可能性はある。臭いやVOCに敏感な人が家を改築したり模様替えした時には、念のために通常より多く換気に心がける事が必要だ。
続く
今から家を新築する人は、2003年に施行されたいわゆる「シックハウス対策法」(4/25参照)に基づいて、設計者や施工者と共にきちんとした換気計画をたてることになる。建材を厳しく規制したにもかかわらず、建物に常時換気設備の義務付けをするのは、買ってきた家具や日用品からでてくる有害物質から住人を守るためと、安全といわれる基準値以内の建材を使用していても、気温や空気の流れなどにより、もしかしたら放出されるかもしれない有害物質から住人を守るためだ。

今は家を建てる時にこんな感じで換気計算の書類を作らなければならない
では、既に建っている家に住んでいる人はどうしたらいいんだろう?古い住宅で気密性が低く建材からの有害物質も放出されつくしている場合、常時換気は不要なんだろうか?鉄筋コンクリートのアパートやマンションのように、気密性の高い住宅でも、建ってからの年数が古ければ大丈夫なんだろうか?
そんなことはない。体調不良の原因はなにもシックハウス症候群だけではない。アレルギー、感染症、一酸化炭素、タバコ、換気不良がもたらす体調不良の原因はいくらでも身近にころがっている。極端な話、つわりの時なんか、食べ物の臭いを嗅いだだけで気持ちが悪くなるではないですか。
アレルギーの原因で最も多いのはカビ・ダニといわれている。こいつらは湿気が大好き。たとえシックハウスの問題がない家でもカビ・ダニ原因のアトピーになることは充分ありえる。それに湿気は人だけでなく家の健康も損なう。湿気をすばやく外に出すためには換気がとても重要だ。
また、古い家を改築・改装した時も要注意だ。建材は極力安全なものを使ってもらったとしても、施工中にどうしてもVOCを発散するボンド類を使わざるを得ない場合がある。トルエンの入った強烈なボンドの使用はやめてもらうとしても、隙間を埋める、水の侵入をシールする等の材料からは、若干のVOCが出る可能性はある。臭いやVOCに敏感な人が家を改築したり模様替えした時には、念のために通常より多く換気に心がける事が必要だ。
続く