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2007年09月08日

まちさんぽ

「まちさんぽ」の紹介をします。

といっても、特にそういう団体があるわけではありません。

miniさんが、町を車椅子で歩きながら、感じた事、考えた事、改善したい事等を、多くの人に伝えたい、そう思って始めた活動です。

車椅子利用者だけではなく、視覚・聴覚が不自由な方、ベビーカーをひく親達、自転車に乗る子ども達、ご高齢の方の自転車や歩行者、どちらかというと交通弱者といわれるみんなが、歩きやすく暮らしやすい街づくりを目指します。

私達不特定多数の人間がそのお手伝いをしています。いろいろなところへ行って、その日のテーマを決めて実験をしてみたり、調査をしたり、実際に車椅子に乗っているminiさんの視線で行動します。

今日は、「一般駐車場で車椅子の乗り降りができるか?」と、国道41号線の地下を通る「総合庁舎地下道のスロープで、車椅子が出会ったら?」というテーマで実験です。

皆さんも御存知のとおり、車椅子用駐車場には、ほとんどの場合一般車が止まっています。もちろんこれはユユシキことであります。でも、できれば一般駐車場でも車椅子ドライバーが利用できるよう、工夫できないか?多くの車椅子ドライバーは考えたのであります。もともとユニバーサルデザインとは、そのような発想ですからね。

試してみました。本日実験をしたお店の駐車場は、一般車用が巾2.4m、隣との間に緩衝帯が50cm設けられています。駐車ラインの片側に目一杯寄せてスペースを確保し試したところ、車椅子の出し入れと乗り降りは何とかできましたが、ドアを目一杯あけることが出来ず、隣の車にドアが当たり、少しボディを傷つけてしまいました。Yさん、ごめんなさい。

一方、車椅子駐車場は、有効巾で3m確保されています。これに50cmの緩衝帯、かなりゆとりです。

実験の結果、本駐車スペース+緩衝帯で、最低3mは必要ということが解りました。つまり、ラインとラインの間の有効寸法が3mあれば、お隣の車が何処に停めてあっても(もちろんラインからはみ出していないことが前提ですが)、なんとか車椅子ドライバーが乗り降りができるということです。

あとちょっと、一般者駐車場の巾が広くなれば、ある程度ユニバーサル的駐車場になる訳です。簡単そうでなかなかできないことですけどね、特に敷地の狭いところではね・・・

以前車椅子ドライバーの方に、「車椅子駐車場があいてない場合はどうするの?」と聞いたとき、「なるべく一番端っこに止める。」といってみえました。通路部分も含めて多少はゆとりがあるからでしょうね。でも、私、○スモの駐車場なんかで、止めてはならない斜線が引いてあるスペースにも平気で車を止めている光景をよく目にします。

ルールは守りたいですね、そのスペースがあれば、車椅子駐車場が空いてなくても必要な方は利用できるんです。高山のスーパーマーケットなんざ、車をどんに遠くへ止めても、歩く距離は知れてるんですから・・・


駐車場の実験が終わり、次に向かったのは総合庁舎地下道。





このスロープを車椅子で通るとどうなるか?

ちょっと長くなったので、続きは明日書きますね。


  

Posted by やまね at 15:49Comments(4)まちさんぽ