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2008年01月10日

ばーちゃんの洗濯~洗濯機と対決

ばーちゃんの洗濯には、干すこと以外にも困難が伴います。
実はウチの洗濯機が使えません。
洗濯機が変わると、それは母にとって全く別の機械になるのです。

新しい機能を覚えることは、アルツハイマー型認知症の母にとっては、とても難しいことです。
特に母は2槽式の古い洗濯機を使っていましたから、
いきなり全自動、しかもドラム式のウチの洗濯機を使うのは至難の業でしょう。

でも、それはいいんです。仕方がないっていうより、
最近の洗濯機は設定がいろいろとあって、
私だって人様の洗濯機は満足に動かせやしませんよ。

で、私は「洗濯機をかけておくから後で干してくれる?」と頼むのですが、
最初のうちはどうしても自分で洗濯機を操作したかったらしく、
スイッチを入れたり切ったり、設定ボタンをやみくもに押したり、
変な所に粉石けんを入れちゃったりして、何度か洗濯機を壊しそうになったのです。

では、母が使っていた古い洗濯機を持ってきてやれば母は仕事ができたのでしょうか?
実を言いますと、高知暮らしも最後の頃には、
洗濯も完全には出来なくなっていたのでした。

母が使用していたのは2槽式とはいっても自動止水機能の付いた改良型の洗濯機でしたので、
幸いな事に水の出しっ放しはしていなかったようです。
しかし、複雑な洗い方をする母は、すすぎをしたかどうかが解らなくなっちゃうらしく、
何回も何回もすすぎをかけ、一日中洗濯をしていたのです。





                幾多の困難に打ち勝って生き残った我が家の洗濯機icon10


続く・・・
  

Posted by やまね at 08:41Comments(10)ばーちゃんの旅